デジタルサイネージ総合研究所とは

商業施設や公共機関、教育機関などにおけるデジタルサイネージの様々な事柄に関して、
関連情報の調査・研究を行うデジタルサイネージの専門組織です。

我が国における「デジタルサイネージ」に関する研究組織として、2017年に発足いたしました。 デジタルサイネージの様々な事柄に関して、運用施設・関係機関皆様の協力を得ながら、関連情報を取りまとめていきます。 また、2020年東京五輪に向けた国内のデジタルコミュニケーションを中心とした社会的なコミュニケーションの課題・最新技術・事例をまとめ、 発表して参ります。

デジタルサイネージとは

屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ディスプレイなどの

電子的な表示機器を使って情報を発信するシステムを総称して「デジタルサイネージ」と呼びます。

 

ディスプレイの発展、デジタルネットワークや無線 LAN の普及とあいまって、
施設の利用者・往来者に深く届く新しい広告 / コンテンツ市場が形成されています。

(一般社団法人 デジタルサイネージコンソーシアムHPより)

「デジタルサイネージ」は映像表示によるコミュニケーションツール

街に出ると、我々の周りには既に多くの場所で「デジタルサイネージ」と呼ばれるディスプレイや表示機器が設置され、 ロケーションや時間に合せた情報が提供されています。
街頭の大型LEDビジョン、市町村舎をはじめとした公共施設、スタジアムや体育館、空港や駅、商業施設やロードサイド店舗、 ホテル、大学、病院などに広まっています。

近年デジタルサイネージは、多くのロケーションへ導入が広まっていることから、既にコミュニケーションツールとしての役割を確立しています。 また、携帯電話・スマフォ・タブレットなどの個人メディアとの連携が進み、情報をトータルに伝える仕組みが始まっています。

「デジタルサイネージ」市場規模について

2016-2017年国内デジタルサイネージ市場は、前年比10.7%増の1,341 億4,000 万円の規模となっています。

ディスプレイ/配信システムの低価格化の進行とともに、幅広い分野/用途で需要拡大が進み、 潜在需要の大きい店舗/企業における新規需要の増加に加え、2020 年「東京オリンピック」を見据え、交通機関/公共施設/宿泊施設などに おいては新設、追加/更新需要が活発化しています。

また、システム販売/構築市場については、2020 年の「東京オリンピック」後の需要減少が懸念されるものの、 導入後のビジネスであるコンテンツ制作/配信サービスや広告ビジネスについてはユーザー数/媒体数増加により、 2020 年以降も市場をけん引していくものと予測されています。

2021 年の国内デジタルサイネージ市場は対2016 年比120.2%増の2,953億円4,000 万円、2025 年には同176.4%増の3,707億5,000 万円まで拡大すると予測されています。

(富士キメラ総研:デジタルサイネージ市場総調査2017より)

デジタルサイネージ総合研究所の役割

近年国内に増加している「デジタルサイネージ」を中心としたデジタルプロモーションの調査・研究を行う組織です。

本業界に15年以上の経験を持つ研究員により、多角的に分析を行い、活用実態や成果・課題など、季刊レポートとして公開いたします。

また、各研究内容をセミナー・勉強会を通じてお伝えしながら、「デジタルサイネージ」の用途拡大へつなげて参ります。

さらに、独自のノウハウを活用するコンサルティングツールもご用意しております。

デジタルサイネージ総合研究所の概要

名称:
デジタルサイネージ総合研究所
(英語名:D.S.R.I=Digital Signage Research Institute)
所在地:
<本部>東京都渋谷区渋谷 2-16-1
Daiwa宮益坂ビル8F
設立日:
2017年5月15日